「今晩は。」

「戒ちゃんっ!!。どしたの!。確か冬休みは家庭教師お休みだったよね。」

「ええ。そうなんですけど,課題も出てるでしょうし,休み明けにはテストもあるんでしょう?。だから特別に来てみたんですけど,よかったですか?。」

「うんっっっ!!!。オレも戒ちゃんに会えてすんげぇうれしいっっ!!。」

「それに,梧譲も心配してましたよ。ここんとこ全然店に来ないって。もしかして宗蔵が病気かもしれないって,そりゃあもう煩くって煩くって・・・。(恋人同士なんですから自分で確かめればいいんですよ・・。まあ年末はバイトが忙しいんでしょうけど・・。)」

「ゴメン。ちょっといろいろあってさ。」

「それで宗蔵は?。もしかしてほんとに病気ですか?。」

「病気じゃあないんだけどさ,今寝てる。」

「もう,ですか?」

「うん。なんかとっても急なオシゴトが入ってさ,徹夜続きだったんだ。」

「そうですか。じゃあまた今度にしましょうね。」

「ええっ!。せっかく来てくれたんだからあがってってよ。宗蔵ももう起きる頃だしさ。オレ,ちょっと見てくるっ。」

「・・・・じゃあ,お言葉に甘えましてお邪魔します。」





「・・・・・・・・・・。」

「どうしたんですか?。やっぱりせっかくお休みの所を起こしてしまってはいけませんし,失礼しましょうか・・・・・」

・・・毛布から頭半分見えてる後姿・・・

ほんとによく眠ってる・・・

でもその上に乗っかっている黒くて丸いもの・・・

・・・猫?!

・・・クスクスクス・・・

なんて可愛い・・・

迂闊でしたね,宗蔵・・・   

・・・こんなところ見られたのがわかったら激しく怒り狂うんだろうなぁ・・この照れ屋の麗人は・・。



・・・テンちゃん,よっぽど宗蔵のこと好きなんだなあ・・・

でもオレ,あとがこえ〜よ〜。


- 続 -

 


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