酒の席 ?


どういうわけかはともかく、酔っぱらった観音に捲簾が呼び出されて絡まれている。

観音 : 「いいから脱げ」
捲簾 : 「なんで!」
観音 : 「遠慮するな、オレはもう半分脱いでるようなもんだし」
捲簾 : 「アンタそれ普段着でしょ」
観音 : 「つべこべゆーな」
 捲兄上半身脱がされちゃう
天蓬 : 「あの〜」
観音 : 「わっ!」
天蓬 : 「そのくらいにしてあげましょうよ」
観音 : 「貴様いつからそこに居た。つーか帰れ。」
 無視して更に捲 兄を脱がせにかかる
天蓬 : 「わかりました!」
観音 : 「ん?」
天蓬 : 「大将を守るのは部下の務め、オレが身代わりになります!」
捲簾 : 「えっ!」
観音 : 「げっ!」
 言った手前、おもむろに脱ぎ始める天蓬。白衣を脱いで..
天蓬 : 「ええっと、ネクタイ固結びにしちゃってたなー..っと」
 あせってるので上手く脱げない
 観音、捲簾、面白いショーでも見てる気分になり座りなおす
観音 : 「しかしアレだな」
捲簾 : 「はい?」
観音 : 「新入り営業マンの宴会芸のようだな」
捲簾 : 「どこの世界の話すか?」
観音 : 「コイツは出世しないね」
捲簾 : 「彼営業じゃないすから」
天蓬 : 「よし、ネクタイ取れたぞ〜」
観音 : 「頭には巻かんでいいぞ」
天蓬 : 「よ〜し脱ぎますよ。捲簾はオレが守ります!」
 天蓬、シャツのボタンを外しにかかる。
 半分後ろを向いて震える手元でボタン2つ目まで外して..
天蓬 : 「あ!!!」
観音 : 「???」
捲簾 : 「???」
 ボタン全部外して..
天蓬 : 「ああああっ!!!!」
観音 : 「なんだ!」
捲簾 : 「どうした!」
 天蓬、向き直る。シャツの前をはだけて見せて
天蓬「オレ、シャツの中にパジャマ着てました!!!」

天蓬 : (そっか〜朝脱ぐの忘れてシャツ着ちゃったんだな)
 ちなみにパジャマは赤のチェック柄。かなりラブリー。
観音 : 「・・・クソして寝よ」
 観音、退場。
捲簾 : 「・・良く分かんねーけど助かったよ。」
天蓬 : 「考えると惜しかったなー、観音音と手合わせというのもなかなか・・・」
捲簾 : 「・・・」

 金蝉、書類を片手におもむろに登場。
 来慣れた観音の部屋なのでノックもなしに入室。
金蝉 : 「おい、この提案書は一体どこに印を..」

 入り口で立ち尽くす金蝉、見詰め合う3人。
 (捲簾 上半身裸)
 (天蓬 上半身パジャマ)
 不動のまま見詰め合う3人。
金蝉 : 「失礼。」
 金蝉、逃げるように退場。
 残された二人しばし硬直。
 天蓬の頬には一筋の涙。(<金蝉に惚れてる)
捲簾 : 「・・・元帥、今晩俺と飲む?」


■ 劇終



ハイ、すいませんでした。
大昔に水月さんにメールで送りつけたヤツでした。

メールでやり取りして「観音×捲簾」ってのがまず決まって、 しかしスゴくないすかこのカップリング。 正直、激烈なSMとかしか思いつかず、あまりのヤバさにギャグ逃げ。ダシに使ったはずの天蓬出ずっぱり。

いやもうこんなの貰っても迷惑ですよね。ごめん・・。
タイトルすら考えてなくて、水月さんのサイト行ったらタイトルついてたんで、そのまま使わしてもらいました。 なんだそれ。

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